インドネシアの通貨は、ルピアです。IDR や Rp と表記されます。
このインドネシアルピア、外国人泣かせな通貨なのです。
その理由はこの2点。
(1) とにかく0が多い。
(2) 一番大きな額の紙幣が Rp 100,000 ( 日本円で800円くらい )。
インドネシアルピアにはコインと紙幣があります。
コインは100、200、500、1,000の4種類。
紙幣は1,000、2,000、5,000、10,000、20,000、50,000、100,000の7種類。
2016年にコイン・紙幣の、2022年にまた紙幣のデザインが一新されました。2022年現在流通しているのはほとんどが2016年に発行されたデザインのお金ですが、時々、旧デザインが出てくることもあります。旧デザインのお金も同じように使用可能です。
先にも言いましたが、インドネシアルピアは本当に0が多く、額が大きい。
日常会話でも10万、100万という単位がばんばん出てきますし、当社のような小さな旅行会社でもお客様に1,000万単位の旅行代金を提示することがあり、びっくりされてしまいます。
ひょっとしたら旅行中、「10k」「10ribu」という表記をみることがあるかもしれません。これは両方とも後ろ3つの0を省略していて、要は10,000という意味です。なかには、k や ribu さえつけず「10」とだけ書かれているところもあったりします。
2018年3月現在、1円 = 129ルピアです。つまり1万円札1枚を両替すると、100,000ルピア札が12枚と少額紙幣数枚が返ってきます。
よっぽど数字に強いか、普段から大きな額を扱うのに慣れている方でない限り、最初はこんがらがると思います。
ご旅行中はルピアの取り扱いにご注意を。